新肉168話感想+α

(2016.5.10 ピクログよりサルベージ)

 web連載は追いかけてなかったので(ただでさえ電子書籍派なのでコミックス1巻分知識が遅いし)主軸の展開にはひとまず触れずにおきますが……まさにどこでもBH! 「ここの移動は……まあブラックホールに運ばせればいいや」という嶋田先生の気軽な思考(たぶん5回目)が如実に見える! 完全に便利アイテム扱いだけどよし! むしろ都合よく登場&退場できる能力振っておいてくれてありがとうございます!
 相変わらずの謎ポーズで中井先生のノリノリ感も伝わってくる……楽しそうで何よりです。ニンジャを病院に送った時はあっさりワープしてる(「雑なロケーションムーブ」て言われてて笑った)からあのスタイリッシュポーズは単にブラックさんのノリなんだろうな。
 ダルメシマン戦でぼろぼろ勝利⇒ワープ役⇒連戦でさらにぼろぼろからのペンタゴン召喚⇒ぼろぼろのままバッファに同行ワープ2回⇒ニンジャを病院へ送る⇒ぼろぼろのまま呼ばれて1秒で戻ってきてワープ役←イマココ! ブラックさんまじ新章の影の功労者。誰か労わってあげて……ひょっとしたら怪我はだいぶ治ってるのかもしれないけど見た目痛々しいから皮膚(タイツ?)まで繕ってあげて……蛇口戦の件では従弟にいきなり「結婚してくれ」って言われても断れないぐらいのでっかい貸し作っちゃってるし……(妄想&願望)

 しかしロケーションムーブ便利。自分が行ったことのない場所でも座標が特定できるor同行者が行ったことがある、て前提ならワープできる感じかな。画的には「フェイスホールをくぐればすぐにワープ完了→自分も追いかけてワープ」の流れに見えるけど、毎回同行しているし到着は同じタイミングだから、実際は穴の向こうへ抜けているのはイメージ画像みたいなもので「フェイスホールをくぐらせて一度四次元へ送る→自分がワープして目的地で仲間を出す」の流れが正しい? 前者だとちょっと便利過ぎるような気もするけど、後者だとワープするまでのあいだにもしブラックさんに何かあったら仲間が四次元に置いてけぼりに……
 あと今回だけわざわざ吸引ブラックホールまで使ってる感じになってるのは「あ、やべ、サンシャインのやつデカいからちょっと吸わなきゃ」ってことなのか。


 ペンブラはそれぞれ地上(またはどっかの星)と魔界暮らしだと思うけど、ブラックさんの便利能力のお陰で遠距離感がなくていいね。ペンタもワームホールさえあれば自由に四次元空間行き来できるフシがあるし……タッグ組んでるからには一緒に特訓もするんだろうし、お互いの部屋のドア繋げといて変則半同棲しちゃいなよ!
 ていうか半同居に至るまでの話は実際いつか書きたいです。大はしゃぎで家を探すペンタとか壮大過ぎるプランに呆れつつ7割却下して3割流される実は結構楽しみにしてるブラックさんとか。
 新章の入れ替わりの一連を見てると、ブラックさんは頭はいいけどだからこそと言うか「(一見)スジの通ってる押し」に弱い予感がする……ペンタからの説得と言う名の絶妙な誘導にあれが一度目じゃなさげな手慣れの気配を感じる……
 プライド高そうなのにあそこで無駄に意地を張らずに割とすぐ「手を借りるのは抵抗あるけど、仲間も応援してくれてるしお前がそう言うならやろうかな」て感じになってるブラックさん可愛い。普段は芯が堅めだけど身内とか好意持ってる相手の言葉には弱くてつい流されがちになる局所的ちょろさのある受けが大好きです。ただでさえペンタは歳の離れた従弟だし、天衣無縫なところに自然なしたたかさが加わったねだり上手な雰囲気あるから、そりゃもういい感じに流されほだされまくってると思うの。

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